作用が高い反面、鼻づまりや顔のほてり・動悸・頭痛などの副作用が起こりやすいと言われるバイアグラですが、服用方法が大きく関係している場合もあることを知っていますか。
軽度な副作用の場合は効果の発現時にあらわれることが多く、作用時間が過ぎると副作用も落ち着くことがほとんどです。
しかしセックスができないほど辛い副作用の場合は、服用方法が影響している可能性があります。
バイアグラの服用と副作用への影響とは
正しい服用方法として、セックスの前に1回1錠を水かぬるま湯で飲むとされている、このときのバイアグラの服用量は25mg~100mgです。
ただし100mgは1日の最大摂取量なので、これを超える量の服用をしてはいけないギリギリのラインであることを理解しておいてください。
そして1度服用したら、次の服用まで24時間以上の間隔をあけることも大切です。
ほかにも、バイアグラは食事やアルコールの影響を受けやすいので、空腹時やノンアルコール時の服用が推奨されていて効果を半減させないための服用方法もあります。
副作用の影響を抑えるために注意したいのは、摂取量や時間の間隔・回数です。
服用量が多ければ作用が強くなる分副作用だけが辛くなり、時間の間隔を24時間以下にしてしまうと体内に成分が残っていることで、副作用が強くあらわれる可能性があるのです。
そして1回の摂取量が50mg以下で少ないからと、1日に2回服用することも時間の間隔を短くしていることと同じなので、副作用が強まるかもしれません。
副作用を悪化させないために必要なこと
服用方法を守った上で少量から飲み始め、副作用が少なくて効果が得られる摂取量が、適しているといえます。
そしてグレープフルーツとの飲み合わせが悪かったり、心不全や胃潰瘍・高血圧や狭心症・抗ウイルス剤・抗真菌薬など一部の抗生物質といった併用禁忌薬について理解しておくことも大切です。
同時に心臓や血管に疾患がありセックスを控えたほうがいい・(低血圧や高血圧など)血圧のコントロールが難しい・重い肝臓病を抱えている・網膜色素変性症患などの持病がある場合は、重度の副作用を引き起こす可能性があるので服用をやめてください。
他、何か治療中であったり薬を服用している場合は、医師へバイアグラとの併用に問題がないか確認しましょう。
こうしたひとつひとつのことが、副作用を悪化させないために必要なことといえます。
バイアグラの副作用を最小限に抑える飲み方
摂取量や時間の間隔・回数のほか、飲み合わせや併用禁忌薬・バイアグラの服用が適していない持病などについて事前に理解しておきましょう。
勃起力が高いバイアグラですが、作用が強いので正しい服用方法を守ることによって副作用を最小限に抑えることができるのです。
そして副作用を抑えることは、効果を最大限に得ることにもつながるでしょう。